2012/01/14
RED
鍛冶屋が刀を作る際、打った刀を火で熱し、頃合がいい温度というのは
ちょうど夕日の赤色になったことで知るという
およそ780℃
一気に冷たい水で冷やし締める
じゅーっっ
真っ赤だった金属が黒くなり磨くと恐ろしく光る刃になる
その刃にかかったら、何でも切れてしまいそうな、
何でも映し込んでしまうような密度の濃い深いきらめきを放つ
切られる相手は切られる前に凍り固まり、くらくらして目が見えなくなりそうだ
きれい
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